タトルのブログ

自分とアコースティックギターと健康と

プロローグ

こんばんは。タトルです。

 

最初の記事は、中2の頃の体験を書きます。
中2というのは全くもって青く恥ずい時代ですが、男子の原点とはそういうモノなのかもしれません。

 

原点という意味では、
「仮説→検証」の考え方が芽吹いたのは、この頃かもしれないと思っています。

  

さて、あれは中学のサッカー部。

「部活でレギュラーをはずされたけど、
”しっかり考えて”練習して、
再び、ポジションを再び取り戻せた」というエピソードです。

 

何を”しっかり考えた”のか?

それは、自分がする(べき)こと。自分ができること。

 

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当時、
右サイドのストライカーだった。
右利きのボクは、左足でボールをとめたり蹴ったりするのは苦手だった。

チームは負けが続いていて、得点力不足だった。

 

そんな中、
部活の先生は、バスケ部から長身の彼を、サッカー部に引き抜いてきた。
で、彼を右サイドのフォワードに据えた。
ヘディングでの得点力UPを目論んだのだ。

 

こうして、ボクはベンチを温めることになった。

 

ベンチからチームを見ていたボクは、こんなことを分析することになった。

 

ボクらのチームは、11人中10人が右利き。

左利きは、副キャプテンの先輩ただ1人。

エース的存在の先輩は、右足も左足も自由自在で、右サイドにも左サイドにもパスを出せる。

なんだけど、左サイドでパスを受けた選手は、右利き。

なので、パスを受けても前にドリブルしない。

そして、中か後ろにしかパスを出さない。

 

これでは、相手チームにとっては、(ボクらのチームの)右サイドからしか攻めてこないことが丸わかり。

 

 

そうだ!左利きになろう。

 

左利きの選手になれば、左サイドで攻撃力を発揮できる。

 

左利きの選手になるために、
家に帰ってから自分の部屋でこんな練習をした。

 

タオルを丸めて作ったボールを、右足でいつものように蹴る。

それを忠実に左足で再現する。

 

鏡に映して、何度も。

 

足の振り方、体幹や足の角度、ボールが当たる前後位置、...

 

次の日の部活の練習で、実際のボールで感触を思い出しながら、再現する。

 

そんな日々が続いた。

 

練習はとてもとても楽しかった。

レギュラーを外されたことは悔しかったが、

サッカーが最高に楽しかった。

 

左足でパスやシュートができる様になると、レギュラーに戻れた。

左サイドのストライカーとして。

 

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「自分にできることをした」という原体験のひとつが、このエピソードでした。

 

今では、
大人になり、子どもを育て、仕事をして、
「できない理由」随分並べるようになってしまいました。言わば、残念なおやじの1人でしょうか。

 

このブログでは、まだ自分の中に残っている「できる理由」を書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。