弦を弾く右手は「振り子」
こんばんは、タトルです。
弦を弾く右手は「振り子」って、話をしたいです。
振り子って、
支点があって、丸い重りが弧を描いて行ったり来たりするアレですね。
多くの人が、
肘を支点に、ピックを握った手が弧を描くところ、いわゆるストロークをイメージされたと思います。
もちろん、それもそうなんですけど、あと2つあると言えます。
- 前腕の回内と回外の動き
- 手首の背屈と掌屈の動き
誤解を恐れず、言い換えると、
- 手首あるいは肘を支点に、うちわで扇ぐような動き
- 手首を支点に、おいでおいで(あっちへ行け)するような動き
そして何より大事なのは、「振り子」の動きって、
重力の作用で繰り返す
ということです。
力を加えて動かす(弾く)という感覚ではなく、
重さにより落下するという感覚です。
何の重さかというと、「右手(あるいは右腕)+ピックの重さ」。
「ギターを弾くときは、脱力が大事」という使い古された金言があります。
けれど、ボクは長い間、脱力ができなかった。
つまり、ボクにはこの金言が役に立たなかった。
弦を弾くとは、ピックをもつ右手が、重力によって落下すること。
で、「振り子」のような軌道をなす。
その「振り子」には3つある。
- 肘を支点に、ピックを握った手が弧を描く動き
- 手首あるいは肘を支点に、うちわで扇ぐような動き
- 手首を支点に、おいでおいで(あっちへ行け)するような動き
役に立つ方に、役に立てることを願って、今日はここまで。
ではまた。