泳ぐとき、体幹が動くから手足が動く
こんばんは、タトルです。
泳ぐとき、手の掻き方とか、足のキックの仕方とか、
一度でも水泳を教わったことがあるなら、いくつか知っていると思います。
例えば、手は、波打つようにS字を描くとか、水をキャッチするとか。
ボクも最初はそれを意識して、いろいろ試したりしました。
けれど、今は、それら手や足の動きは、体幹が動いた結果に過ぎないという考えに至りました。
体幹の動きについては、背骨の動きとして、以前に述べました。
ボクは、クロールを泳ぎます。
プールに入水して、
まずは、スピードを極力押さえて、
- 胸椎をひねる動きを意識して泳ぎます。そして、
- 胸椎の動きが、肩をとおって、腕に、手に伝わる感じを確かめます。
- 胸のあたりに、水が後ろへ流れていることを感じ始めたら、
- 腰椎の前後の動きを意識して、後ろへ流れる水を、さらに後ろへと促します。
- 腰椎の動きが、腰から、太もも、ふくらはぎ、足へと伝わる感じを確かめます。
- 足の裏に水のうねりみたいなものを感じるまで、1~5を確認します。
これらが連動し始めたら、自然と泳ぐスピードが上がっていきます。
手や足は、体幹の動きに、身体の連動につられるように、”動くしかない”って状態になります。
つまり、体幹が動くから手足が動く、んです。
きっと、きれいなフォームで軽快に走るランナーや、美しい軌道を描くシュートを放つ選手も、同じような状態だと考えています。
ではまた。