他の人より先にはじめる
こんばんは、タトルです。
プロローグでは、「自分にできることをした」という原体験を述べました。
それは、サッカーを通じて得た体験でした。
今日は、サッカーをはじめたときのことを書きます。
当時、小学校の周りの友達より、先に、サッカーをはじめたんです。
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小学校のクラスでは、みんな「野球」に夢中でした。
当時は、空き地やグラウンドが、校区にはいくつかありました。
グローブとバットを持って、毎日、野球少年でした。
そんなとき、漫画「キャプテン翼」がはじまったんです。
おこづかいで買った「キャプテン翼」のコミック。
同じ学年に2人だけいた、YMCAのサッカースクールに通っていた友人。
ボクも日曜の朝に、YMCAに通って、サッカーをはじめることになりました。
まだ、みんな「野球」に夢中だったから。
他の人より先にはじめた、ということになります、サッカーを!
そんなこんなで、野球のブームが去って、
学校の休み時間にサッカーが流行り始めた頃には、
ボクは、サッカーで目立つ存在になっていました。
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「他の人より先にはじめる」、というこの体験は、
その後、
「他の人が興味をもっていないものに、興味をもつ」
というボクのパーソナルへとつながっていくことになるんだと思います。
ではまた。
泳ぐときに背骨はどのように動いているのだろうか
こんばんは、タトルです。
水泳は、ゆっくり長く泳ぐことが大事だと思っています。
泳ぐ目的が、「身体をリセットする」ことだから。
普段の悪い姿勢を、いくらかでも改善したいと思い、水泳を続けています。
心がけていることは、
- 「水が身体の後ろへ流れていくから、身体が前に進む」という感覚。
- 背骨をしっかり動かす。
今日は、「背骨」について。
背骨の解剖学的なことは、詳しく述べませんが、
あばら骨がついている胸の背骨は、胸椎(きょうつい)。
腰の部分の背骨は、腰椎(ようつい)
と言います。
泳ぐことに限りませんが、運動では、身体をひねる動きって大事だと思います。
走るとき、ターンするとき、
サッカーだったらボールを蹴る、野球だったら投げるとき。
身体をひねるときに、「腰をひねる」感覚でいますよね。
でも、腰の部分にあたる腰椎って、ひねる動きは苦手なんです。
ホントは、前後に、屈したり伸ばしたりの動きが得意。
ひねる動きが得意なのは、実は、胸椎なんですって。
背骨をしっかり動かすには、
- 胸椎はひねる動き
- 腰椎は屈伸の動き
を意識したほうが、得意な動きを活かすことが出来るんです。
これはもちろん、泳ぐこと以外にも応用できます。
ではまた。
弦を弾く右手は「振り子」
こんばんは、タトルです。
弦を弾く右手は「振り子」って、話をしたいです。
振り子って、
支点があって、丸い重りが弧を描いて行ったり来たりするアレですね。
多くの人が、
肘を支点に、ピックを握った手が弧を描くところ、いわゆるストロークをイメージされたと思います。
もちろん、それもそうなんですけど、あと2つあると言えます。
- 前腕の回内と回外の動き
- 手首の背屈と掌屈の動き
誤解を恐れず、言い換えると、
- 手首あるいは肘を支点に、うちわで扇ぐような動き
- 手首を支点に、おいでおいで(あっちへ行け)するような動き
そして何より大事なのは、「振り子」の動きって、
重力の作用で繰り返す
ということです。
力を加えて動かす(弾く)という感覚ではなく、
重さにより落下するという感覚です。
何の重さかというと、「右手(あるいは右腕)+ピックの重さ」。
「ギターを弾くときは、脱力が大事」という使い古された金言があります。
けれど、ボクは長い間、脱力ができなかった。
つまり、ボクにはこの金言が役に立たなかった。
弦を弾くとは、ピックをもつ右手が、重力によって落下すること。
で、「振り子」のような軌道をなす。
その「振り子」には3つある。
- 肘を支点に、ピックを握った手が弧を描く動き
- 手首あるいは肘を支点に、うちわで扇ぐような動き
- 手首を支点に、おいでおいで(あっちへ行け)するような動き
役に立つ方に、役に立てることを願って、今日はここまで。
ではまた。
ドレミファソラシドなら知っているから
こんばんは、タトルです。
ギター初心者ですら、コードとか、理論とか知らなくても、
- ドレミファソラシド、って音名がある
ってことは、既に知っている。
そのことを、先の記事で述べました。
さて、
指板上のどこに、ドレミファソラシドを見つけるかは、ここでは問いません。
少しでも調べたことがある人はきっと、
ド(5弦3フレット)
レ(4弦開放)
ミ(4弦2フレット)
ファ(4弦3フレット)
・・・・(省略)・・・・
って弾くと思います。
もしかしたら、(※キーGですが)
ド(3弦開放)
レ(3弦2フレット)
ミ(3弦4フレット)
ファ(3弦5フレット)
・・・・(省略)・・・・
って同じ弦をずーっと移動して、見つけていった人もいるでしょう。
今日の話は、そのドレミファソラシドに、となりの弦の音を足してみようって話です。
となりの弦とは、手前の低い音が出る弦。
例えば、3弦の音を弾いているなら4弦の同じフレットの音。
5弦の音なら6弦の音を足して一緒に弾きます。
具体的には。
足してる音を◎で表します。
さっきの例では、
ド(5弦3フレット) +◎(6弦3フレット)
レ(4弦開放) +◎(5弦開放)
ミ(4弦2フレット) +◎(5弦2フレット)
ファ(4弦3フレット)+◎(5弦3フレット)
・・・・(省略)・・・・
それから、
ド(3弦開放) +◎(4弦開放)
レ(3弦2フレット) +◎(4弦2フレット)
ミ(3弦4フレット) +◎(4弦4フレット)
ファ(3弦5フレット)+◎(4弦5フレット)
・・・・(省略)・・・・
2本の弦だけを一緒に弾くわけですから、むずかしくて、
「あー、3本弾いちゃったっ」って、当時のボクなら言っちゃいます。
けど、そんなことはさて置き、楽しいんです。
2本の弦を一緒に弾いたドレミファソラシドのほうが、
1音ずつのドレミファソラシドよりも、
何だか音に厚みが出て、いい気分になります。
このやり方で、メリーさんのひつじを、
♪ ミ~レ、ド、レ、ミ・ミ・ミ~
って。
では、また。
ギター初心者がすでに知っていること。
こんばんは、タトルです。
ギターをはじめて手にしたときのことを、覚えていますか?
そのとき既に、知っていたことは何だったですか?
今回は、ギター初心者だったことを思い出して、読んでいただけたらと思います。
さて、ボクが知っていたことは、
- ドレミファソラシドという音名がある。
- ドミソと弾くと、きれいに響く。
- メリーさんのひつじ、とチューリップが、音名で歌える。
- 四拍子は、タン・タン・タン・タン
- タン・タン・タン・タンは、タ・タ・タ・タ・タ・タ・タ・タと同じ。
- タン・タ・タ・タ・タ・タ・タも同じ。
以上。
そう、つまりは、音楽の授業でうっすら習ったこと。
ここがスタートだった。
それから、コードブックとかで、かたちで左手で押さえるコードを覚えていった。
ジャカジャカと弾き語りができるようになっていった。
この順番だと思う。
もしギター初心者のボクに会って、物申すことができるなら、
それはやめておけと言う。
かわりに、
ド、と、ソ、を弾けと言う。コードブックを見るんじゃないと。
せっかく、ドレミファソラシドを知っているんだから、
コードをかたちで覚えてしまい、何の音を弾いているか考えなくなるんじゃない、と。
とにかく、
ド、と、ソ、を弾け。
そして、よーく、自分の音を聴いて、
「あれ、変だな、音、はずれてんな」
と思った箇所で他の、レ、ミ、ファ、ラ、シ、で合う音を探せ、と。
そうして、多分、
ラ、が使い勝手良さそうだな・・・とか感じることになる、と思う。
お!、ファ、ってなんか特別だな。
って感じたところから、コードブックを見てもいいと。
あなたがギター初心者の方にに助言するとしたら、何て伝えますか。
ギターが体の一部になるって!?
こんばんは、タトルです。
「ギターが上手い人って、ギターが体の一部になってます。」
これに異論はないでしょう。
じゃあ、これに異論ありませんか?
「ギターが体の一部になってないのは、圧倒的にギターを弾く時間が足りないから。」
ボクと一緒で異論がある方に聴いてほしい、今日はそんな話です。
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足掛け20数年くらいのギターを弾く時間を過ごしてきたけれど、あんま上手くならなかったんです。
もちろん、
センスがないでしょ、間違った練習してたんじゃないの、・・・
そもそも他の原因もあるでしょう。
まあそれは、棚上げさせてください。。。
本題です。
ここ2年くらいのギターを弾く時間の過ごし方で見つけた、
ギターを体の一部にするための練習。
それは、
- 左手を6本の弦に触れるだけにした状態(ミュート)にして、
- 右手ジャカジャカとストロークで弾き倒す
ってことを
いつもの練習前にたくさんするんです。
そうすることで、
ネックや弦を触る「感覚」がいつもと変わります。
「感覚」が研ぎ澄まされるって感じです。
では、
どれくらいの時間・回数をジャカジャカするのか?
それは、
- 左手の指の腹に、まるで、6本の弦の跡がこびり着いたかのような感触が得られるまで。
です。
最初の内は、10分くらいはかかりました、そんな感触が得られるまで。
けど、数ヶ月前頃は、1、2分くらい。
今では、もう、この練習はたまにしかしません。ネックも弦も手になじんでますから。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
是非、試してみて、感想を教えてください!
昔の自分に伝えたいギターの弾き方(総論)
こんばんは、タトルです。
これから何回かに分けて、昔の自分に伝えたいギターの弾き方、を書いていきたい。
今後、分けて紹介していく中で、
ボクと同じように伸び悩んでいる方に、何か伝われば嬉しい。
まず、今回は思いつくままに項目を挙げていこう。
- ピッキングは、ピックを含む手・腕の重さを、弦に載せる感覚(弾くのではなく)。
- 押弦は、弦にぶら下がる感覚(押さえるのではなく)。
- 安定するところ(stability)があるから、自在に腕や指を動かせる(mobility)
- 単音カッティングでリズムとアップピッキングを鍛えるのが上達の近道
- 押弦の指は、音が切れても弦から離さない。
- 押弦の指は、隣の弦に当たったっていい。
- TAB譜は見ない、自分の音を聞け!
- 指板の音を憶えるには、コードフォームと一緒に。
- 完全ミュートしたまま弾き倒して、手の平に弦を感じよう!
- 弦を弾く右手の動きは「振り子」の動きで、振り子には3つある。
きっと、昔のボクと同じように多くの人は、
弦を押さえる指を、指板に対してなるべく立てて、隣の弦に触れないように弾いているだろう。
ピックの持ち方を工夫して、狙った弦だけを弾くことを意識して、力んでしまっているだろう。
昔の自分に伝えたい、ギターは楽しいと。
それでは、また。